クイズ:今後、民間人が最新鋭戦闘機に乗る事はない それはナゼか?

 突然だが、クイズ。日本の民間人で初めて、当時の最新鋭戦闘機F15に乗った鍛治壮一はその体験記を航空専門誌や一般の雑誌などに書いた。それを見たどこかの雑誌だかテレビ局だかが企画をパクって米空軍に申し込んだ。もちろん断られた。航空と防衛の専門記者として相当な実績がある鍛治壮一でさえ乗せてもらえたのは幸運なのだ。悔し紛れに「鍛治壮一はCIAなんじゃないか」とウワサしたと聞いた。
 その後、年月が経ってF15も最先端機密ではなくなってからは割りに認められるようになったらしい。軍はどうしてもマイナスイメージがあるので、意外に広報活動に熱心なのだ。
 だが、今後、米軍や航空自衛隊の最新鋭戦闘機に民間人が体験搭乗できる可能性はほぼない。せいぜいシミュレーターの体験をさせてもらえるぐらいまでだろう。一般民間人はおろか、国防長官や防衛大臣でも無理。それはなぜか? 答えは次週。